1時間のランニングでの消費カロリーは、個人の体重や走る速さによって大きく異なります。正確なカロリーを知るには計算が必要です。
🏃♀️ ランニングの消費カロリー計算方法
ランニングの消費カロリーは、METs(メッツ)という運動強度を示す単位を使って計算できます。
- 消費カロリー(kcal)= 1.05 × METs × 運動時間(h)× 体重(kg)
METs値の目安
METsは、安静時のエネルギー消費量を1としたときに、その行動でどれくらいのエネルギーを消費するかを示す値です。
| 運動 | METs値 |
|---|---|
| ウォーキング(速足) | 5.0 |
| 軽いジョギング | 6.0 |
| ランニング(時速8km) | 8.3 |
| ランニング(時速10.8km) | 10.5 |
計算例
例えば、体重60kgの人が時速8kmのペースで1時間ランニングした場合、約523.95kcalを消費します。
- 1.05 × 8.3(METs)× 1(時間)× 60(kg)= 523.95 kcal
📊 消費カロリーを増やすヒント
消費カロリーを増やすには、以下の方法があります。
- ペースを上げる
- 走る時間を延ばす
- 筋トレを行う
METs値が低い運動は、安静時の状態に近い身体活動を指します。安静時を1 METsとした場合、それより少しだけエネルギーを消費する活動が該当します。
METs値は、運動や身体活動の強度を示す単位で、METs値が低いほど、運動強度が低いということになります。
🚶♀️ 低いMETs値の活動例
METs値が低い活動には、日常生活のさまざまな動作が含まれます。
- 1.0 METs:座って安静にしている状態
- 1.8 METs:立位作業(楽な労力)
- 2.0 METs:家の中を歩く
- 2.3 METs:椅子に座って子どもの世話
- 2.5 METs:ゆっくりとした歩行(遅い、53m/分)
- 2.8 METs:階段を降りる
これらの活動は、時間あたりのエネルギー消費量は少ないですが、長時間続けることが可能です。日常生活の中でMETs値の高い活動に置き換えることで、運動量を増やすことができます。例えば、エレベーターやエスカレーターを使わずに階段を使う、車や電車での通勤を自転車に替えるなどです。
生活習慣病予防の運動量は?
生活習慣病を予防するための運動量は、個人の状態によって異なりますが、適切な強度と量を継続することが大切です。厚生労働省からは具体的な目安が示されています。
🚶♀️ 身体活動の基準
生活習慣病の予防には、身体活動量と運動量の両方が重要です。
- 身体活動量: 3 METs(普通歩行)以上の強度で、週に23 METs・時間以上。
- 運動量: 週に4 METs・時間以上。
- メタボリックシンドローム改善のためには、週に10 METs・時間以上が推奨されています。
具体的な運動例
これらの運動量を達成するための具体的な活動には、以下のようなものがあります。
- 歩行: 毎日60分以上(3.0 METs・時)。
- そうじ: 毎日60分以上(3.3 METs・時)。
- ウォーキング: 週に60分以上(4.3 METs・時)。
- ラジオ体操第一: 週に60分以上(4.0 METs・時)。
- 有酸素運動: ウォーキング、サイクリング、水泳など。
- 1回20~30分間を週に4~5日行うのが理想です。
💪 効果的な運動のポイント
運動を習慣化し、効果を高めるためのポイントがあります。
- 継続性: 一度にたくさんの負荷をかけるよりも、1日数回に分けて継続的に行う方が効果的です。
- 小さな目標から: 今まであまり運動していなかった人は、「今より10分多く体を動かす(+10)」ことから始め、徐々に運動量を増やすのがおすすめです。
- 大きな筋肉を使う: 太もも、おしり、腹筋など、大きな筋肉を使う運動は効率よくエネルギーを消費し、脂肪燃焼を促進します。
- 座りすぎを減らす: 座っている時間を減らし、立ったり歩いたりする時間を増やすことも重要です。
⚠️ 注意点
- 無理は禁物: あまり激しい運動はかえって免疫力を弱めたり、怪我の原因になることもあるため、体調に合わせて無理のない範囲で行いましょう。
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